100インチクラスモニターのメーカーとは?意外な大画面構築方法も紹介

強烈な存在感と遠くからでも見えやすい大型モニター。ご家庭や企業で使用するモニターは概ね50インチ前後のものが多いと思います。一般的に出回っているものは、大きくても86インチ程度ではないでしょうか?

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※実際の86インチモニター

今回はなかなか一般店舗には並ばない、100インチクラスのモニターを販売するメーカーがあるのかを調査してみました。(※2022年4月時点)

そもそも100インチってどんなサイズなの?

100インチと言っても、実際に縦横のサイズがすんなりと出てくる人は少ないのではないでしょうか?画面表示サイズは縦が1346mm、横は2154mmになります。

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※写真は98インチ

私の家は狭いので、おそらく一生お世話になることはない大きさです(笑)

100インチクラスのモニターを製造販売するメーカーは?厳選ブランド4選

例えばインターネットで「100インチモニター」と検索しても、100インチジャストサイズのものは極端に少ないです。何故かと言うと液晶パネルのメーカーが、ジャストサイズの液晶パネルを現時点であまり製造していないためです。モニターの販売メーカーには2種類あって「自社で液晶パネルも製造しているメーカー」と、「液晶パネルを他社から買い付けて組み立てを行うメーカー」となります。

特に大型の液晶パネルは海外で生産されることが多く、国内メーカー品でもパネルは海外製のものを使用するメーカーが多いのです。では100インチクラスのモニターメーカーには、どのような会社があるのでしょうか?

ジャパンネクスト(98インチ)

ジャパンネクストは大型のモニターをリーズナブルに提供するメーカーとして、近年注目を集める会社です。以下リンク(ジャパンネクスト公式サイト)に98インチモニターの詳細があります。
japannext.net

ソニー(100インチ)

「FW-100BZ40J/BZ」という型番で100インチの業務用ブラビアがヒットします。興味のある方は検索してみてください。

Panasonic(98インチ)

こちらも型番「TH-98SQ1J」で検索してみてください。価格は現在で230万円程度となっています。

NEC(98インチ※生産終了)

「LCD-X981UHD」と言う型式で検索にヒットしますが、需要があまりないためか生産終了となっています。運が良ければ在庫品を安く買うことができるかもしれません。

液晶モニターだけじゃない!LEDパネルの100インチモニターも存在する

100インチを超える大型モニターは、LEDパネルで考えると言うのもひとつの案です。LEDパネルは解像度が液晶に比べて落ちますがLEDランプの密度を濃くすること、画面サイズを大きくしてやることでそのデメリットをカバーすることができます。

「GIGAビジョン」と言うブランドで展開しているLEDモニターがありますので以下リンクを参照ください。
www.yusac.co.jp

液晶モニターの大きさには限界がある!でも意外な方法で大画面を構築できる

前述のように液晶の大型モニターは、大きくてもせいぜい100インチ。LEDパネルを使用する場合はスタジアムに設置されたビジョンのように、原理上無限に大きくすることは可能です。ただ、近くで映像を見る場合はやはり少し画質の粗さも感じることでしょう。

では、高画質を維持したまま大画面を作り上げるにはどうしたら良いのでしょうか?

答えは1台は小型の液晶モニターでも、それを連結してマルチモニターにするという方法です。このやり方なら100インチを超える超大型画面でも、画質を保ったまま表示することが可能です。

大型液晶マルチモニターの構造と設置風景

では一体、大型の液晶マルチモニターはどのように設置されるのでしょうか?大きく分けて壁掛けとスタンドタイプに分かれるのですが、今回はポピュラーな壁掛けパターンの設置例をご紹介します。(※スタンドタイプが気になる方は別途お問い合わせください)

1)壁面に専用の金具を取り付ける

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2)金具にモニターを設置する

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3)映像分配器をセットする

4)映像を流す

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※写真は55インチモニターを9台使用した165インチ大型モニター

以上のような流れとなります。

マルチ連結用の専用モニターとは?

マルチ用の液晶モニターは連結部にできる枠のラインを目立たなくするため、意図的に枠を細く仕上げています。ラインの幅は3.5mm程度が標準ですが、もっと細く仕上げることも可能です。ただし、枠が細くなればなるほど液晶面の破損リスクが高くなってしまいます。

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また画面の輝度(明るさ)は500カンデラとなっていて、通常の屋内用モニターより若干明るい画面を採用しています。(※テレビやPCモニターは300カンデラ程度)

プロジェクターやLEDモニターとの違い

デメリットはやはり結合部の十字ラインができてしまうことです。いくら枠を細く仕上げても消すことはできませんので、絶対にラインができるのが嫌だという方には向いていません。しかし、高精細で色彩鮮やかな映像品質を求められるなら、プロジェクターやLEDよりも液晶という選択になります。近い距離で視聴するご家庭用のテレビがほとんど液晶である理由は、映像が綺麗に表現できるからです。

以下は近くで見たときの液晶とLED(2.5mmピッチ)の比較です。

👇遠く離れると大差ないように見えるが…
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👇至近距離で見ると
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このように映像を表現するドットの数が、液晶は密度が高くてLEDは低いことが理解できると思います。

修理やメンテナンス

巨大なモニターになると修理やメンテナンスも大変かと思われがちですが、実は一般家電品と同じようなメンテナンスが可能です。なぜなら液晶マルチモニターは1台あたりの大きさは50インチ前後。それを連結させて見た目大きくしているだけですので、ご家庭のテレビをメンテナンスするのと同様、問題が発生したモニターだけ取り外して修理や交換することができます。

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安心のPSE認証済み製品

経済産業省の定める「電気用品安全法」を遵守した証の「PSEマーク」を製品に表示しています。

 

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液晶マルチモニターを検討される方は弊社にもぜひお声がけを

弊社ヤマトサイネージでは、主に液晶マルチモニター専用のモニターを取り扱っています。今回ご案内した液晶マルチモニターは弊社取扱のもので、液晶パネルはLGやBOEのものを使用して海外の工場で組付けを行っています。もし100インチを超えるモニターをご検討なら、弊社も候補のひとつとしてご検討いただけると幸いです。

 

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